超高層
超高層ビルの建設が行われ始めたころ、超高層ビルと言えば鉄骨造でした。近年はコンクリートの高強度化が進み、鉄筋コンクリート造のものもかなり建てられるようになりました。 そして、昨今では超高層ビルを木造で建てようという計画・構想がいくつも発表さ…
タワーマンションの耐震性について、疑問を持たれている方が多くいます。 首都圏や関西圏の超高層ビルに大きな揺れをもたらした東日本大震災の影響が大きいのだと思います。 すでにタワーマンションの「地震時の揺れ方」、「制振と免震の優劣」については記…
2014年にあべのハルカスが竣工し、日本の超高層ビルも300mに到達しました。これから先もいくつか300mを超えるようなビルの建設が計画されています。 日本で最初にビルの高さが100mを超えたのは1968年の霞が関ビルディング(高さ147m)です。その後、1970年代…
日本一の高さを誇るビルは大阪のあべのハルカス(300m)ですが、世界にはそれを遥かに凌ぐ超高層ビルが乱立しています。 □■□疑問■□■ 世界と比べると、日本の超高層ビルは高さがかなり低いです。地震国であることが関係しているのでしょうか。 □■□回答■□■ 日…
近年建設されるタワーマンションの大半が制振構造または免震構造となっています。 □■□疑問■□■ スーパーゼネコン各社がタワーマンション用の高性能な制振システムを開発しています。それでも免震構造が耐震性に最も優れた構造なのでしょうか。 □■□回答■□■ 基…
よく建設時期が1981年以前か以後かで耐震性が大きく違うと言われますが、超高層ビルでは2000年が重要な年となります。 □■□疑問■□■ 超高層ビルでも古いものは築数十年以上です。耐震性に問題はないのでしょうか。また、耐震補強の方法はあるのでしょうか。 □■…
鋼製の柱の中にコンクリートを詰め込んだ構造をコンクリート充填鋼管構造(CFT構造:Concrete Filled steel Tube)と言います。鉄筋コンクリート造では「外側にコンクリート、内側に鉄筋」でしたが、CFT造では「外側に鋼材、内側にコンクリート」という逆の…
建物が巨大化、高層化するにつれ、材料の高強度化も進んでいます。 □■□疑問■□■ 昔に比べてとても強いコンクリートや鋼材が開発されています。もっと細い材料だけでできた軽快な建築物が今後増えていくのでしょうか。 □■□回答■□■ 従来の製品に比べコンクリー…
スーパーゼネコン各社のタワーマンション用の制振、免震システムの考察もとりあえず最終回となる5回目です。 □■□疑問■□■ 竹中工務店の独自技術、THE制振ダブル心柱を採用したマンションの性能はどうでしょうか。 大林:DFS(デュアル・フレーム・システム) …
スーパーゼネコン各社のタワーマンション用の制振、免震システムの考察も4回目となりました。 □■□疑問■□■ 大成建設の独自技術、TASS Flex-FRAME(タス・フレックス・フレーム)を採用したマンションの性能はどうでしょうか。 大林:DFS(デュアル・フレーム…
スーパーゼネコン各社がタワーマンション用の制振、免震システムの開発を競っています。 □■□疑問■□■ 清水建設の独自技術、スイングセーバーを採用したマンションの性能はどうでしょうか。 大林:DFS(デュアル・フレーム・システム) 鹿島:スーパーRCフレー…
東日本大震災以前から耐震性能の高いタワーマンションを建設するべく技術開発を進めていた会社があります。 □■□疑問■□■ 鹿島建設の独自技術、スーパーRCフレーム構法を採用したマンションの性能はどうでしょうか。 大林:DFS(デュアル・フレーム・システム…
タワーマンションが乱立し、タワーマンションであるというだけでは市場で埋没してしまいます。新たな付加価値を持ったタワーマンションが求められています。 □■□疑問■□■ 大林組の独自技術、DFS(Dual Frame System:デュアル・フレーム・システム)を採用し…
今も昔も、人は高いものに憧れ、心奪われる生き物のようです。高さの追及は、いつの時代であっても魅力的に映るのでしょう。 □■□疑問■□■ 現在世界一高いビルはドバイのブルジュハリファですが、お金に糸目をつけない場合、一体どれくらいの高さのビルが建て…
タワーマンションが増え、サラリーマン家庭でも手が届く値段の物件も出てきました。供用設備が充実しているものが多く、高層階では素晴らしい眺望が期待できます。 ただ、いくら魅力的な物件でも「絶対に購入しない」と決めている人たちもいます。 それは、…