バッコ博士の構造塾

建物の安全性について本当のプロが綴る構造に特化したブログ

本日発売!『教養としての建築』

あけましておめでとうございます。

 

本日2025年1月8日、ついに初の著書『教養としての建築』が発売となります。感無量です。

 


教養としての建築

 

これまで卒論、修論、博論とそれなりにボリュームのある文章を書いた経験はありましたが、作法が決まっている学術論文と一般向けの書籍とでは大違いでした。何度も何度も通しで読み直ししましたが、読み直すたびに修正箇所が見つかる有様です。

 

また、編集者のチェックの鋭さにも驚かされました。元々は10万字足らずだったのですが、読み難いと指摘が入ったところを修正していくうちに12万字を超えました。いかに普段言葉足らずの曖昧な書き方をしていたのかを思い知らされた次第です。

 

おかげさまでグッと読みやすくなり、また、面白さも増したと自負しております。「普段読んでいるブログと同じレベルの本ならお金を出してまで読む価値は無いな」と思っている方、そんなことはないですよ。

 

親類・知人に「本を出すから読んでみてよ」と勧めると、決まって「私でも読めるの?」と聞き返されました。どうも学術的な本、あるいは専門的な難しい本を想像するようです。

 

しかしそんなことはありません。建築に携わる人もそうでない人も、楽しく読んでいただけること請け合いです。

 

ぜひ一度手に取ってみてください。

 


教養としての建築